アルニコ・スピーカーって...??: 楽器情報AMP

ギターアンプ用のスピーカーに記載されているアルニコ(ALNICO)って、何のこと....


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アルニコとは....

アルニコとは、スピーカーに使用されるアルニコ磁石(Al-Ni-Co)のことです。

アルニコ磁石の名前は、元素記号のアルミニウム (Al)、ニッケル (Ni)、コバルト (Co) から付けられている。

1950年代ごろにスピーカー用の永久磁石として主流の素材でした。しかし、コバルト (Co) が高騰したため現在ではフェライト磁石が主流となって、アルニコ磁石のスピーカーは高級品とされています。

アルニコ磁石はドーナツ型に加工されています。磁石の厚みを増やすことで磁力を上げられるのでユニットのサイズダウンが可能です。

しかし、ユニットが高価なことと経年による減磁が難点とされています。

ギターアンプにアリニコ磁石を使用したスピーカーが珍重されているのは、ヴィンテージ・アンプの活躍していた1950年から1970年ごろのトーンを再現する場合には必要不可欠なスピーカーだからだと思われます。

◆アルニコ磁石を使用したギター用スピーカにはこんなモデルがあります。

ALTEC 417-8C/JBL K-120/JBL 2130/JBL D-123/JENSEN P12T/JENSEN P12N/CELESTION Blue/CELESTION GOLD/Fane AXA12.....など