Fender/フェンダー・ストラトキャスターの特徴...:楽器情報AMP

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エレキギターの定番フェンダーのストラトキャスターとは...

◆FENDER ストラトキャスターの特徴...

フェンダーのストラトキャスター(Stratocaster)は、1954年から販売されているフェンダーを代表するモデルです。 ボディの構造は、量産に適したテレキャスターのボディー構造を受け継いでいます。

削り出しのボディにネックを目ネジで結合する当時のギターには無い構造です。ギブソンのレスポールはバイオリンのようにブックマッチ構造や角度の付いたネックをボディに接着するなど、製造に手間のかかる構造になっています。

ストラトキャスターは、テレキャスターに比べ、ピックアップをスイッチやコントロールノブと一体化させ、さらに簡略化を図っています。

ボディはダブルカッタウェイシェイプが採用されています。下側のシェイプはハイフレットが弾きやすいように大きく削り込まれています。また、ボディもギタリストの身体にフィットするように削りこまれているところがテレキャスターとは異なります。

ヘッドもテレキャスターに比べ大きくなっています。初期型に比べ1960年代中期以降はさらに大きなラージヘッドが採用されています。 ネックは、発売当初メイプル1ピースが主流でしたが、後に張り合わせ構造のモノも製造されています。

ブリッジは、テレキャスターに比べさらに進化して、各弦のオクターブチューニングが出来るようになっていることと、ユニット化されたトレモロが特徴的です。ピックアップもシングルコイルのピックアップが3つ搭載されています。

ストラトキャスターは、1966年にジミ・ヘンドリックスがマーシャルのフルスタックとともに使用したことで一躍有名になり、エリック・クラプトンやジェフベックなどのギタリストにも愛用されました。

現在でもフェンダーのストラトキャスターは、ロック用のギターとしてスタンダードな存在です......



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