練習用ギターアンプは、意外と音が大きい...??: 楽器情報AMP

はじめて、自宅練習用のギターアンプを買うときに....


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楽器屋さんは、15W以下の出力のアンプなどを推奨します...

練習用ギターアンプを探していると楽器屋さんなどは、15W以下の出力のアンプなんかを推奨します....

しかし、自宅で練習する時に出せる音量は、防音設備等が無いと、いいところピアノやアコースティックギターを弾くぐらいの音ですよね。

ピアノ程度の音というと、スピーカーの能率によっても左右されますが出力されているのは、それでも1W前後??ボリュームをフルアップしてみると解りますが、とても自宅では15Wは出せません。

しかし、初めてギターアンプを購入する場合は、そんなことは解りませんよね....ライブ用のアンプはともかく練習用に使用できるアンプは買ってみなければ分らないのが実のところかもしれません。

出来れば楽器店で実際に音を出してみたいところ.......楽器店でピアノを弾いてみると解りますが、楽器店も自宅とは違い比較的大きな音が出せます。

店内は割と雑音が多いようで、小さい音を出してもなかなか音質が解り難いですね。しかも、全てのアンプを試すことも出来ません....

特に初めて購入する場合は、練習用のギターアンプは選ぶのがとても難しいですね。

◆自宅練習用のギターアンプの条件...??

ところで、自宅練習用のアンプに必要なことってなんでしょう.....??

エレキギター用の練習用アンプの場合は、やはりディストーション(歪み)のかかった音が出せる事が必要です。しかし、一部のフルバルブ・アンプなどは、コントロールが少なくボリュームのフルアップ付近でしかディストーションが得られません。

もし、こんなアンプの15Wや30Wを購入した場合、あなたは常に小音量の「クリーンサウンド」で練習することになります。もしくはエフェクトを追加購入......?

つまり、自宅練習用のアンプに必要なことは、最低限でも小音量でディストーション・サウンドが得られるということになります。

小音量とはいえ「ピグノーズ 7-100R」は、コントロールにボリュームが1つだけ.....ボリュームを上げることで音が歪みます。

確定出力が5ワットなのでお部屋で使用すると結構大きな音になります。


◆多彩なコントロールが可能....

ギターアンプのコントロールがボリュームだけだと小音量で、ディストーション・サウンドを出力するには、「1W以下のアンプがおすすめです....」なんて、訳にも行きませんね。

そこで、ある程度「自在なコントロール」が出来るギターアンプということになります。特に「メイン・ボリューム」や「アッテネーター」が付いた製品をピックアップしましょう......

同じ金額で選ぶ場合は、ぜひ細かなコントロールの出来るものを選びます。出来ればお店で音を確かめたうえで、購入するのがおすすめです。


◆ギターアンプの音が、お店で確認できない場合は....

実際に音を確かめたくても、楽器店に欲しいギターアンプがおいていない場合があります。そんな時は......

▽こんなサイトを利用してみましょう.....

YOUTUBEに製品名を入力すると色々なデモンストレーションが行われています。「Vox AC4TV」では、音質とともに4W、1W、1/10Wの3段階に切り替え可能なアッテネータの説明も行われています。

ぜひ利用してみてください......


◆音量を絞った場合は高音が出難い...??

アッテネーターやメインボリュームを使用して音量を絞ると高音が出難くなることがあります。これはコンボタイプなどに搭載されているスピーカーが小音量で使用するためのセッティングになっていないからです。特にスピーカーが大きい場合や効率の悪いスピーカーの場合は、小音量にした場合に高音が聞こえにくくなります。

そんな時は、トーンコントロールを利用して「高域」を上げて「中域」「低域」を絞って音を調整しましょう....


★初めて、ギターアンプを購入する場合は、お店の方や知り合いの勧めで購入してしまいがちですが、大きな音が出せない環境の方はぜひ参考にしてみてください。